Bidirectional Finger Braille Device:双方向型指点字デバイス

This study is development of bidirectional finger braille device for deaf-blind people. Finger braille is one of tactual communication media for deaf-blind people; the utterer superimpose his/her hand on listener’s hand and tap listener’s index, middle and ring finger. See finger braille as a means of interpersonal communication, the finger braille device should be able to exchange the role of utterer and listener dynamically and useful for daily life. So we propose a wearable finger braille device with speakers. In this paper, we carried out experiment about the way of input-output on speakers. It was shown that speakers are reasonable for input-output element.
指点字とは,視聴覚障害者のためのコミュニケーション 手段の一つである.この指点字では,発話者が受話者の左 右それぞれの示指・中指・薬指の上に自らの指を重ね,両 手各指を点字の各点に見立て直接叩くことで点字と同様 の表現が可能となっている.近年では感情の表現・伝達の 可能性が指摘されており,より高度なコミュニケーション 手段であることが伺われる.一方で,会話のためには直 接対面が必要であること,音声のように送話・受話を動的 に変更することが難しいといった問題が存在する. これまで視聴覚障害者のための指点字デバイスが開発 されてきた.しかしながら,現在使用できる物は卓上 または把持での使用を前提としたものが多く,使用状況を 選ぶなどの難点がある.また,送話・受話の動的な変更を 可能にした装着型デバイスの開発もなされているが,未だ 実用化には至っていない.こうした従来のデバイスでは, ユーザの指の打点のセンシングおよび触覚刺激提示のた めにそれぞれことなる素子が必要とされるため,システム が複雑になるなどの問題があった. 上記のような問題から,コミュニケーションのための指 点字デバイスには,発話・受話の動的な変更が可能である こと,常に使える状態であること,システムが簡単であり 消費電力が少ないことが望ましいと考えられる. 本稿では,我々が開発した指点字デバイスの入出力方法 の妥当性を検証した実験とその結果について報告する.


Publications:

  • 山川隼平, 野嶋琢也:視聴覚障害者のための双方向指点字デバイスの開発,日本バーチャルリアリティ学会第16回大会予稿集,pp.308-309,2011. (PDF)