Category Archives: Research

Electrical stimulation on periodontal ligament

Sensory information, such as the texture and feel of food, is essential for a rich eating experience. These sensations are mainly generated based on tactile information from the masticatory muscles that move the jaw and the periodontal ligament at the teeth’ root. While there have been many studies on the information from the masticatory muscles and many interfaces that utilize this information, there is not much knowledge on the periodontal ligament. Tactile information from the periodontal ligament is a source of information that significantly affects mastication. Therefore, to elucidate the relationship between tactile information from the periodontal ligament and masticatory behavior, we aim to develop a technology to generate individual

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Grutio: 嚥下感覚提示デバイス

Grutioは実際に何かしらの飲食物を嚥下することなく,何かを飲み込んだ感覚を提示することができるデバイスです.食事は人間にとって,栄養補給という面と同時に, 嗜好的な食事,他者とのコミュニケーション,儀礼的 な食事など,社会的な側面も持っています.そのため,食事は人間の生活において重要なものです.Virtual Reality分野の研究において,飲食のVR再現やVRによる飲食物の変化は多く行われている研究ですが,殆どが実際に何かを口にする必要があるものでした.本研究では,通常何かを口にし,嚥下反射を起こす必要がある嚥下感覚を,外部からの皮膚刺激により提示する手法を提案・開発しました. Publications Izumi Mizoguchi; Sho Sakurai; Koichi Hirota; Takuya Nojima, “Grutio: System for Reproducing Swallowing Sensation Using Neck-Skin Movement”, IEEE Access ( Volume: 9) Page(s): 105297 – 105307 特許公開中:特開2018-117682,感覚提示装置

MSAP:Make Spectators to Approach Players

Augmented Dodgeball とは,ドッジボールに生命力や攻撃力等の,バーチャルパラメータ(VP)を導入した競技である.観客は選手・VP を同時に見て,競技を楽しむ.しかしこれまで,VP はフィールド中央のスコアボードに表示されるのみであり,選手との同時視認が困難であった.そのためゲーム進行状況の判断が難しく,観客が十分楽しめるとは言い難い状況であった.そこで本研究では,選手に VP を重畳表示し,両者の同時視認を可能とする AR システムを開発した. Publications: 安原新,東将大,櫻井翔,広田光一,野嶋琢也, “Augmented Sports における観客に向けたプレイヤ情報提示システムの開発”, 第23回日本バーチャルリアリティ学会大会予稿集,12C-7, 2018.  東将大,Tim Schewe,Rebane Kadri,野嶋琢也, “Augmented Dodgeballにおけるプレイヤ情報管理および観客向け情報表示”, 第3回超人スポーツ学術研究会,SHS017-02, 2017.

りっかーたん:舌駆動デバイスによる”舐められる”VR

  「りっかーたん」は、ぬいぐるみ内部に搭載されている舌駆動デバイス(りっかー)によって”舐められる”ことで、感情伝達を可能にする企画である。 体験者が暗幕で覆われた箱の中に手を入れると、中では写真(左)のぬいぐるみ「りっかーたん」が待ち構えており、湿った舌で体験者の手を舐める。この舐め方は途中餌をやる等して親密になると変化するようになる。体験終了時には、体験者は舌を通して「りっかーたん」と心を通わせられたと感じられるだろう。   犬や猫などの実際のペットにとって、舐めるという行為は飼い主とのコミュニケーションにおいて非常に重要な手段である。しかし一方でペットロボットにおいては、舐める機能を持つものはほとんど存在しない。 この舌駆動デバイス(りっかー)をペットロボットに搭載することで、より実際のペットに近いロボットが実現出来ると考えられる。 Publications: 「りっかーたん」、○四條亮太、溝口泉、長野瑞生、日岐桂吾、田村莞爾、安藤貴広、第21回バーチャルリアリティ学会大会 Patent: 四條亮太, 日岐桂吾, 野嶋琢也, 溝口泉, 長野瑞生, 田村莞爾, 安藤貴広, 広田光一,”舌装置”, 特願2017-9603(2017/01/23), 特開2018-117703(2018/08/02)

Gill+Man:エラ呼吸体験VRシステム

本企画ギルマンでは,体験者はマスク型デバイスと首輪型エラデバイスを身につけ,海の中を人魚になったかのごとくエラ呼吸を体験しながら泳ぐことができる.これにより通常の呼吸とは違い,息を吸うと水が首筋から流れていくようなエラ呼吸感覚を提示する。また,体験者はエラという水をより直接感じるインタフェースを通して海を泳ぐことにより,海の綺麗さや汚染を体感として感じることができるようになると考えられる. Publications: 「Gill+Man」、○溝口泉、日岐桂吾、四條亮太、長野瑞生、田村莞爾、安藤貴広、第21回バーチャルリアリティ学会大会