Parablade:Augmented Sports化したチャンバラ

剣道やフェンシングをはじめとした剣術競技では,有効部位への一撃を判定にとる試合ルールや間合いを読みあう駆け引きが特徴となっている.一方で体格による的の大小や試合における瞬間的な動作・判断は身体能力や経験に頼るところが大きく,体格差・身体能力差・経験量によるプレイヤー間の差が大きくなりがちである.そこで本研究ではチャンバラに体力や攻撃力をはじめとした4つのバーチャルパラメータ(VP)を導入し,身体運動能力をバーチャルに補えるようにした競技 Parablade の提案を行う.本研究ではParabladeの初期段階として,チャンバラにおけるVP の付与がユーザの戦術に及ぼす影響を調査するとともに,VP を実際の競技で運用するうえで必要となる,マイクを用いた模擬刀による身体への衝突判定技術の開発を行った. Publications:

修士課程の青木辰磨さんが日本バーチャルリアリティ学会大会2024にて口頭・ポスター発表ならびに技術・芸術展示を行いました

2023年9月12日~14日にかけて東京たま未来メッセにて開催された,日本バーチャルリアリティ学会大会2024において,修士課程1年の青木辰磨さんが口頭・ポスター発表ならびに技術・芸術展示を行いました。咀嚼訓練のための簡易型咬合力計測装置の開発とその応用に関する発表です。 Click to access 3D2-05.pdf

広田研・野嶋研有志チームによる「噛み飛口機~口腔機能トレーニングゲーム~」がU☆PoC2023にて協賛企業賞を受賞しました

2023年9月22日に行われた,U☆PoC~UECアイディア実証コンテスト~2023表彰式において,広田研・野嶋研の有志で取り組んだ作品「噛み飛口機~口腔機能トレーニングゲーム~」が,アフラック生命保険株式会社様による協賛企業賞を受賞しました. 「噛み飛口機」は,口腔機能のトレーニングを目的としたコンテンツです.近年,口腔機能に関する病気が問題視されています.そこで,口腔機能に関わる複数の動作を測定可能なマスク型インターフェースとそれを活用したシリアスゲームの開発に取り組みました.ゲームでは,マスク型インターフェースから取得した唇や咀嚼の動作を入力として,紙飛行機を移動させてリングをくぐり抜けたり,鳥になって食べ物をかみ砕いたりしながら得点を稼いでいきます. 参加メンバー◎西田 直人(野嶋研),印 文斌(広田研),上島 芽久(野嶋研),江夏 康平(広田研),賈 志豪(野嶋研),岳 宇杰(広田研),金 佑相(野嶋研),寺口 文香(野嶋研),中谷 信吾(広田研),林 子鈞(野嶋研),楊 智麟(広田研) U☆PoC2023プロトタイプ審査会の様子はこちら↓https://www.uec.ac.jp/research/alliance-activity/r-day/2023/contest.html U☆PoC2023表彰式の様子はこちらから↓https://www.uec.ac.jp/research/alliance-activity/r-day/2023/contest_2023.html U☆PoC2023の概要はこちら↓https://www.uec.ac.jp/research/venture/contest.html ※本記事は広田研究室HPと並列に掲載されています.http://www.hirota.lab.uec.ac.jp/news/kamihikouki_upoc2023/

Electrical stimulation on periodontal ligament

Sensory information, such as the texture and feel of food, is essential for a rich eating experience. These sensations are mainly generated based on tactile information from the masticatory muscles that move the jaw and the periodontal ligament at the teeth’ root. While there have been many studies on the information from the masticatory muscles and many interfaces that utilize this information, there is not much knowledge on the periodontal ligament. Tactile information from the periodontal ligament is a source of information that significantly affects mastication. Therefore, to elucidate the relationship between tactile information from the periodontal ligament and masticatory behavior, we aim to develop a technology to generate individual

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Grutio: 嚥下感覚提示デバイス

Grutioは実際に何かしらの飲食物を嚥下することなく,何かを飲み込んだ感覚を提示することができるデバイスです.食事は人間にとって,栄養補給という面と同時に, 嗜好的な食事,他者とのコミュニケーション,儀礼的 な食事など,社会的な側面も持っています.そのため,食事は人間の生活において重要なものです.Virtual Reality分野の研究において,飲食のVR再現やVRによる飲食物の変化は多く行われている研究ですが,殆どが実際に何かを口にする必要があるものでした.本研究では,通常何かを口にし,嚥下反射を起こす必要がある嚥下感覚を,外部からの皮膚刺激により提示する手法を提案・開発しました. Publications Izumi Mizoguchi; Sho Sakurai; Koichi Hirota; Takuya Nojima, “Grutio: System for Reproducing Swallowing Sensation Using Neck-Skin Movement”, IEEE Access ( Volume: 9) Page(s): 105297 – 105307 特許公開中:特開2018-117682,感覚提示装置